
今後20年間のパイロットやCAの需要はどうなるの?
2019年から2038年の需要はどうなるの?
パイロット不足が深刻化しているとのニュースを聞きますが、実際に世界で見てもパイロット不足なのでしょうか?
さらに、今後約20年間のパイロットやキャビンクルーの需要は、どのように変化していくのでしょうか。
世界の2大トップ航空機製造メーカーである、アメリカのボーイング社が、2019年から2038年の間で、世界で必要になるだろう「パイロット」「テクニシャン」「キャビンクルー」の需要を予想して発表しました。
それでは早速みていきましょう。
【パイロット】
- ASIA – PACIFIC(アジア、太平洋):266,000人
- North America(北アメリカ):212, 000人
- Europe(ヨーロッパ):148,000人
- Middle East(中東):68,000人
- Latin America(ラテンアメリカ):54,000人
- Russia & C. Asia (ロシア、中央アジア)27,000人
- 世界の需要トータル:804,000人

この結果によると、我々の住む日本を含め太平洋地域のアジアでは、今後19年で一番パイロットの数が必要と見積もられています。
では、飛行機の整備士などテクニシャンの需要を見ていきましょう。
【テクニシャン】
- Asia – Pacific:266,000人
- North America:193,000人
- Europe:137,000人
- Middle East:69,000人
- Latin America:52,000人
- Africa:27,000人
- Russia & C. Asia:25,000人
- 世界の需要トータル:769,000人

最後に、キャビンクルーの予想はどうなっているのでしょうか?
【キャビンクルー】
- Asia – Pacific:327,000人
- Europe:194,000人
- North America:176,000人
- Middle East:104,000人
- Latin America:53,000人
- Africa:30,000人
- Russia & C. Asia:30,000人
- 世界の需要トータル:914,000人

まとめ
いかがだったでしょうか?
思ったよりも、多い人数が必要だったでしょうか?
「パイロット」「テクニシャン」「キャビンクルー」3つとも、アジア太平洋地域の需要が一番多くなっていました。
日本にいたら航空会社の数も限られているので、実感がわかないかもしれないですね。
一歩日本から足を出して、アジアで活躍できるパイロットを目指すと、よりパイロットなどになれる可能性が上がるかもしれないですね。
どうせ自分はダメだとか思い込んで、夢を諦めてしまおうとしていませんか?
これからがチャンスかもしれないですね。
しかも、日本だけではなく世界で活躍するチャンスが航空業界にはあるでしょう。
そして、経験を積んで世界の会社を転々と好待遇の会社を渡り歩くのも、素晴らしい選択ではないのでしょうか。
今回は、ボーイング社が発表した世界の「パイロット」「テクニシャン」「キャビンクルー」の今後の需要予測についてご紹介しました。
【参考文献】
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