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【フライトコンピューターの使い方】 偏流角(Drift Angle : off-course Problem)の求め方

【フライトコンピューターの使い方】 偏流角(Drift Angle : off-course Problem)の求め方

突然ですが問題です。

ある小型機が、288nm離れているA空港からB空港へ向かっている最中、120nm飛行したところで18nmコースの右にそれていました。ここからB空港にまっすぐ飛行するには、機首を何度左に振ったらいいでしょうか?
 
早速フライトコンピューターで計算してみましょう。

マニュアル航法計算盤

このタイプの問題はまず、このまま飛行し続けてもどんどんB空港から離れていってしまうので、まずはコースに対して平行に戻します。

そして、そこからB空港へ向けてあと何度機首を振ればいいか求めます。

  • A空港からB空港まで、Total 288nmのところ、120nm飛行したので残りは約168nmちょっとであることがわかります (288 – 120 = 168nm)。(この288nmという距離に対して、2マイルほどは誤差程度なので、今回は残り170nm程度であるとして計算していきます)
  1. 18 (18nmのずれ)をAスケール、12 (ここまでの飛行距離120nm)をBスケールにし二つを合わせます。Bスケールの黒色矢印が、コースに平行に戻すには機首をどのぐらい振らないといけないか教えてくれます。今回は機首を9度左にふったら、オリジナルのコースに対して、平行に飛べるようになることがわかりました。
  2. 次に、あと何度機首を振ったらB空港に機首を向けられるか計算していきます。18 (18nmのずれ)をAスケール、17 (ここからの飛行距離約168nmのところを簡略化して170nm)。黒色の矢印が、6.4を指しているので、四捨五入して残り6°左に機首を振ればB空港に向けて飛行が可能であるとわかりました。

なので、18nmズレたと気が付いた段階で、合計9°+6°で15°に機首を向ければ、B空港に迎えるということになります。

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