【FSAS24/FSAS48】アジア地上 24/48時間天気図の見方

【FSAS24/FSAS48】アジア地上 24/48時間天気図の見方

FSAS24
FSAS48

何に使うの?

「FSAS」は「予想天気図」「アジア太平洋海上悪天24/48時間予想図」とも呼ばれております。

高気圧や低気圧、前線や等圧線などの予想を示してくれます。

【FSASの意味】

  • FS:Forecast Surface (地上予報)
  • AS:Analysis Surface (地上解析)

「ASAS」の未来予想版であると考えればいいでしょう。

「実況」ではなく、「予想」である点が違います。

更に「ASAS」と同様に、航空業界だけに向けられたものではなく「船舶」や「海外の気象機関」にも向けられております。

「FSAS24」と「FSAS48」の違いは、予測が24時間先か48時間先かの違いです。

両方の予想とも、「09:00 JST (00:00 UTC)」と「21:00 JST (12:00 UTC)」の情報を元に作成されています。

なので、「何時の情報を元に作成されたのか」と「何時に対する情報であるか」の区別をしなければいけません。

日付が2か所(左上と右下)にあります。どちらとも同じことが書かれています。

そのどちらか一方を見ると、上下二段で日付と時間が2つ記載されているのが分かります。その違いは:

  • 上段:131200 UTC MAY 2019:2019年5月13日12:00 UTCのデータを元にして作成
  • 下段:4FCST FOR 151200 UTC:15日12:00 UTCの地上天気図の予想

「FSAS」は「日本域」と「アジア太平洋域」に分けられており、「日本域」は日本語で、「アジア太平洋域」は英語で記載されております。

「アジア太平洋域」とは、日本が担当している海域(赤道~北緯60度、東経100度~東経180度)があり、そのエリアを気象庁が天気図の作成の担当をしています。

なので「アジア太平洋域」では、洋上を航行する船舶のために、海上警報も付属され発表されているのです。

「白黒」の物と「カラー」のものの違いは、FAXで送信するときに見やすくするために「白黒」の天気図が作成されています。

いつ発表されるの?

  • 1日2回(9、12時の観測データをもとに)
  • 【09:00 JST 観測】:
    • 【FSAS24】:15:00 JST頃
    • 【FSAS48】:17:00 JST頃
  • 【21:00 JST 観測】:
    • 【FSAS24】:04:00 JST頃
    • 【FSAS48】:06:00 JST頃

どうやってアクセスするの?

【参考文献】