【天気】シグメット情報の見方
何に使うの?
日本の気象庁が担当する地域は福岡FIR内で、そのエリアで航空機の航行に影響を与える現象が発生したら、SIGMET(シグメット情報)で世界中に伝えます。
飛行機は海外からも日本に飛来してくるので、命に危険が及ぶ可能性があるシグメット情報を、世界共通語である英語を使い発表されます。
なので、SIGMET情報は国際線向けの危険な天気現象の警告であると言っていいでしょう。(もちろん、国内線機で使用しても問題はない)
【その現象とは】
- 雷電
- 台風
- 乱気流
- 着氷
- 火山の噴火・噴煙など
この情報をもとに、国内外のパイロットや管制機関が安全に飛行機を誘導することが可能になるのです。
SIGMETの特徴は、上空を飛行中でも入手が可能だということです。
このことから、SIGMETはInflight Aviation Weather Advisoryと分類されています。
【Inflight Aviation Weather Advisory】は大きく分けて3つあり:
- SIGMET (Significant Meteorological Information)
- 全ての航空機向けに、安全運航に影響を与えそうな気象に関する警告
- Convective SIGMET
- Convective=対流
- SIGMETに含まれないもので、具体的には「竜巻」「隠れた雷雨」「直径3/4インチ以上のひょう・あられ」
- AIRMET (Airmen’s Meteorological Information)
- 小型機などを対象に、安全運航に影響を与えそうな気象に関する警告
いつ発表されるの?
悪天候時
どうやってアクセスするの?
- 気象庁のホームページにアクセス
- 「空域の情報」の欄の3番目にある「シグメット情報」をクリック
【参考文献】