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航空規制緩和法による航空業界の競争激化と大手の猛反発

航空規制緩和法(1978年)

1978年までは、CABが航空事業のスケジュール、ルート、料金などの様々なエリアを統括しておりました。

しかし、1978年の航空規制緩和法により、CABの多くの権限を移転することにより、航空業界の自由競争が促され、飛行機を使った旅行が新たな時代に差し掛かりました。

CABは3つの機能を有しておりました。

  1. 航空会社へ飛行ルートの授与
  2. 新規参入会社の規定
  3. 運賃のコントロール

アメリカで乗客を乗せた有償飛行はウォルター・フォルガー・ブラウンさんが生きていた時代へとさかのぼります。

ブラウンさんが歴史に名前を残した行動の一つが、飛行機で運ぶ手紙の料金の改定を行ったことでした。

これにより、ユナイテッド航空、アメリカン航空、イースタン航空、TWAの4大国内線運行航空会社が誕生しました。

前2社は現存する米国大手航空会社へと成長しているので、多くの方がご存知ではないでしょうか。

また、ブラウンさんはパンナム航空(Pan American)に国際線運航の権限を独占的に与えました。

その後、議会が航空貨物の法緩和を1977年に行い、翌年の1978年に航空規制緩和法が施行されます。

しかし、法緩和により自由競争が促されると立場が脅かされかねない大手航空会社から確固たる反対の意見が飛び出します。

しかし、航空規制緩和法により飛行機のチケット料金が安くなることが予想されるなど、市民への恩恵が大きくなる改革であったっため、一般市民の法改正へのサポートが絶大で、規制緩和が現実化されました。

規制緩和が徐々に浸透していき、米国エアラインの今までの40年間で1度も許されることはなかった、エアライン業界への新規参入が行えるようになりました。

更に、飛行ルートを自由に拡張することができるようになったり、チケット代金も自由に選定できるようになりなりました。

これにより、乗客は多くの恩恵を受け、CABが行っていた航空業界の秩序を守る作業が必要なくなりました。

いろいろな権力や法律で閉ざされていた航空業界が、航空規制緩和方により解き放たれた歴史的瞬間と言えるでしょう。

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