【飛行機パイロット】飛行機・パイロットに関する知識を公開中!

【おすすめサイト】オンラインでナブログが作れちゃうすごいサイト!

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パイロットは空を飛ぶ前に、ナビゲーションログ(ナブログ)という物を作ります。あらかじめルートを決めて、そのルートにそって飛行するためです。

パイロットが使う地図を、アメリカではセクショナルチャートと言います。日本では区分航空図と言います。

【区分航空図】

  • JAPA-501 北海道
  • JAPA-502 東北
  • JAPA-503 関東・甲信越
  • JAPA-504 中国・四国
  • JAPA-505 中国・四国
  • JAPA-506 九州
  • JAPA-507 奄美・沖縄・宮古・石垣
  • JAPA-508 東海・南関東・小笠原・硫黄島
区分航空図

このように地図にいちいち手書きで線を引いたりします。また、紙ですのでなんども使っていると、写真右側のように折れ目でボロボロになってきます。

ボロボロにならないように、チャートにセロハンテープのようなものを一面に張る人もいます。

線を引くだけでなく、プロッターという定規と分度器が組み合わさったたもので、距離と方角を導き出すのです。

こんなアナログなことをしないでも、Google Earthのようにネット上で簡単に距離と方角がわかれば便利ではないですか?

今回は、そんなパイロットの手間を省いてくれるSkyVectorというサイトのご紹介です。

しかも、誰でも無料でその上登録などしないで使えるのです!

何ができるの?

空港のロケーションがわかる:

まず初めに、セクショナルチャートの機能として、地図のどのあたりに空港があるのかわかります。

空港だけでなく、VORやその周波数も乗っています。

この写真は関東地方のSkyvectorの写真で、左下に羽田空港(RJTT)、右上に成田空港(RJAA)があるのがわかると思います。

距離と方角がわかる:

次にその二つの空港を繋いでみましょう。今回は成田空港から羽田空港へ直線的に飛行すると想定して繋いでみます。

このように、マジェンタ色の線でつなぐことができました。(繋ぎかたはまた後でご紹介します。)

成田空港の左下の辺りに、「254° 32nm」というのが見えると思います。これが方角と距離です。

線の引き方:

SkyVectorのページの左上の方にFlight Planという字が見えると思います。これをクリックすると、この写真のようなものが広がります。

ここに入力してあげると、先ほどのセクショナルチャートに反映される仕組みになっております。

今回は、出発空港(Departure)に成田空港、到着空港(Destination)に羽田空港を入力しました。

この他にも、高度や速度を入力してあげるとどのぐらいの所用時間で到着するか(ETE)が正しく算出されます。

今回は、デフォルトで入っていた数字ですが110ktでクルーズ8,000ftで飛ぶと想定されております。この時の所要時間は21分です。

さらに、風の状況は加味してくれないので、自分でGround Speedを予想して入力してあげると、概ね正確な飛行時間がわかるでしょう。

飛行時間がわかれば、飛行機の性能にもよりますが、どのぐらいの燃料が最低でも必要かわかると思います。

空港情報:

さらに、空港の情報も詳しく乗っています。その写真がこちらです。

これは成田空港の情報を引っ張ってきました。空港のロケーションや標高から使用されている周波数までのっています。

空港に行って航空無線を聞きたいと思っている人にもおすすめです。近くにあるVOR/DMEの周波数など飛行する人にとっても、必要な情報が提供されています。

近場の空港がわかる:

成田空港がもし閉鎖されてしまい、どこか他の空港に行かなければならないとなった時に近くの空港から順番に並べてあると便利です。

旅客機ではFMSというコンピューターに今の位置から近い空港を教えてくれる機能が備わっていますが、セスナのような小型機はそのような機械を搭載していないことが多いので、自分で調べないといけません。

滑走路情報:

やはり空港に着陸するとなると、滑走路の情報は必要ではないでしょうか?

滑走路の長さは着陸性能以上なのかみたり、滑走路の幅により錯覚が生じる可能性があります。

錯覚に関する記事:【パイロットと錯覚】|飛行機の安全に及ぼす人間の錯覚14選!

日本ではあまりないかもしれませんが、グラスフィールドランディングになるのかもしれまん。

グラスフィールドランディング:アメリカでは地方空港であまり飛行機がこない空港や、個人で所有している空港があります。そういう空港は整備や建設コストの影響で滑走路が芝生のところがあります。滑走路面が芝生のような草のところに降りることを、グラスフィールドランディングと言います。

まとめ

いかがだったでしょうか?世の中には新たなサイトが生み出されてきて、とても便利になってきています。

残念ながら今の日本では、このサイトで作ったナブログは法的には認められていないので、参考程度にしか使えないです。

しかし、事前にどのぐらいの燃料が必要なのかわかることで、燃料のオーダーや費用の計算ができるのは便利でしょう。

また、最近では航空会社でのペーパーレス化に伴い、JeppersenチャートなどがiPadでみられるようになりました。

チャートにルートを登録することもできますし、実際に飛行しているとGPSを拾って、チャートのどこに自分がいるのか飛行機のアイコンで知らせてくれる機能もあります。

数年後、このようなサイトやアプリの信頼性が上がり、使用料金が下がるとパイロットは紙のチャートに線を引くことがなくなるかもしれないですね。

SkyVector.comに行ってみる。

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