目次
【グライドスロープ②】設置位置は?有効範囲は?1ドットは?
地上アンテナはどこについているの?
- 滑走路末端から210m〜375m内側に入ったところ
- 滑走路中心線から120m離れたところ。
飛行機側のアンテナはどこについているの?
- レドーム内に位置しております。
どのように設定されているの?
- 滑走路進入端のを50ft(15m)の高さ(リファレンスデイタム)で通過するように、アンテナが設置・調整されています。
コックピットの計器:1ドットの角度は?
A320のPFDでは、Glide Slopeの情報は、高度計の左側に表示されます。
マジェンタ色のひし形が上下に動き、上に動けばパスより低く、下に動けば高くなります。
なので、マジェンタ色のひし形を追うように、操縦桿を引いたり押したりして微調整してあげます。
一番上のドットから、一番下のドットまでの厚さは約1.44°。
よって、1ドット=0.36°(1.44°/4=0.36°)になります。
範囲はどこから受信できるの?
- 有効到達距離:10nm
- 水平方向:中心線から左右8度ずつ
- 垂直方向:2.5°以上3.5°以下(CAT II/III運行では2.5°以上3°以下まで)
【参考文献】
- Airbus|A320 Aircraft Characteristics Airport and Maintenance Plannning
- AIM-J 131
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