【飛行機のエンジン】小型機に使われるエンジン吸気システムのタイプ
吸気システムは、外部から空気を持ってきて、それを燃料と混合します。
そして、その混合された気体をシリンダーに送り、燃焼が引き起こされます。
吸気される空気は、エンジンカウリングの前方から取り入れられます。
この吸気口には、通常フィルターが取り付けられ、ホコリなど異物がシリンダーに入り込むのを防いでくれます。
フィルターは目が細かいので、フィルターが詰まってしまった時のことを考え、吸気の代替ルートを用意しておく必要があります。
通常、この代替ルートはカウリングの内側に用意されている小型機が多く、フィルターが詰まると自動的にこちらのルートを使うものもありますし、手動で切り替えるタイプのものもあります。
小型機に使われるエンジン吸気システムのタイプ
- キャブレターシステム:吸気管を通る前に、空気と燃料をキャブレター内で混合するタイプ。
- インジェクションシステム(燃料噴射型):燃料と空気をシリンダーの直前で混ぜるか、直接シリンダー内に燃料を吹き付けるタイプ。
まとめ
今回は、吸気システムの入り口である、空気の入り口を見てきました。
次回以降、「キャブレーターシステム」と「インジェクションシステム」を見ていきましょう。
【関連記事】
【参考文献】